ダイビングのプロを目指そう!
2023年版
PADIインストラクター開発の基礎となるのが、PADIコースディレクターの下で開催される
インストラクター
開発コース(以下:IDC)です。
この
IDCはアシスタント・インストラクター(AI)コースとオープン・ウォーター・スクーバー・インスト
ラクター(OWSI)プログラムの2つから構成されています。
eラーニングによる予習が完全に行われている場合に限りAIコースとOWSIプログラムを連続して組み合わせた
ものがIDCとなります。
PADIアシスタント・インストラクターコース (AI)
PADIアシスタント・インストラクターは、PADIインストラクター開発コース(IDC)最初の一部です。
このコースはPADIプロフェショナルとして経験を得るだけでなく、PADIダイバー教育システムを学ぶ
最初のステップでもあります。
●PADIアシスタント・インストラクターになると出来る事。
・PADIインストラクターの元で、PADIダイバーコースの知識開発部分を実施できる。
・PADIインストラクターの元で、PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースのトレーニング・ダイブ中
にある水面スキルの評価を実施できる。
・PADIピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー・スペシャルティ・ダイバーをPADIインストラクターの元で
認定できる。
・プロジェクトAWAREスペシャルティ・コースを認定できる。
・PADIディスカバー・スクーバ・ダイビングのプールまたは限定水域ダイブを実施できる。
・エマージェンシー・ファースト・レスポンス・インストラクター・コースを修了すればエマージェンシー・
ファースト・レスポンス・コースを実施できる。
・デジタル・アンダーウォーター・フォトグラファー・インストラクター・コースを修了すればデジタル・
アンダーウォーター・フォトグラファーコースを実施できる。
・エマージェンシー・オキシジェン・プロバイダー・インストラクター・コースを修了すればエマージェンシ
ー・オキシジェン・プロバイダー・コースを実施できる。
※上記すべては新規及び更新手続きを完了し、保険加入をしていることが条件となります。
※コース実施の詳細については、必ず担当インストラクターに確認をしてください。
※上記以外に、PADIダイブマスターが実施できる項目も含みます
●コース参加の条件
1.PADI ダイブマスターまたは:
・一般に広く認められている他のレクリエーション・ダイバー教育機関に所属する優良インストラクター
(資格更新済み、または更新資格を有する)。
・一般に広く認められている他のレクリエーション・ダイバー教育機関でリーダーシップ・レベルの認定
を有する(資格更新済み、または更新資格を有する)*;ログに記録されたダイブ経験 60 本; ナイト・
ダイビング、ディープ・ダイビング、アンダーウォーター・ナビゲーションの経験を証明する書類。
2.18歳以上であること。
3.ダイビングに適した健康体であると医師が署名し、健康状態に変化はないことが記された過去 12 か月
以内の健康診断書。
4.過去 24 か月以内に、 EFR 一次および二次ケア・コースまたは参加受入資格を満たす他のトレーニング
を修了。
5.PADI ダイブマスターでない場合は、 PADI ダイブマスター・コースのダイバー・レスキュー・スキル
評価を修了する。
6.必要に応じて、 PADI 以外の参加受入資格を満たすエントリー・レベル、アドヴァンスド、レスキュー、
リーダーシップ・レベルに相当する資格*を証明する書類を提出する。
AIコース達成条件
1.以下の PADI IDC eラーニング・カリキュラム・コンポーネントを修了する:
・1-初めに
・3-PADI システムの概要
・4-学習、インストラクション、 PADI システム
・5-ディスカバー・スクーバ・ダイビングとエクスペリエンス・プログラム
・7-リスク・マネージメントと法律上の留意事項
・8-リスクを管理する
・9-PADI クオリティ・マネージメントとライセンシング
・10-講習プレゼンテーション入門
・11-知識開発の実施と評価
・12-限定水域トレーニング
・13-オープンウォーター・トレーニング
・15-ビジネス・オブ・ダイビング(オプション)
・16-レクリエーショナル・ダイブプラナー(RDP) の教え方
(クロスオーバー候補生は必修; PADI メンバーはオプション)
2.以下の IDC カリキュラム・コンポーネントに参加する:
・オリエンテーション
・PADI システム・ワークショップ
・学習と講習ワークショップ
・ディスカバー・スクーバ・ダイビング・ワークショップ
・リスク・マネージメントとライセンシング・ワークショップ
・知識開発プレゼンテーション・ワークショップと候補生による知識開発プレゼンテーション
・スキル開発ワークショップ
・限定水域トレーニング・ワークショップと候補生による限定水域講習プレゼンテーション
(水に入って実施)
・オープンォーター・トレーニング・ワークショップと候補生による
・オープンウォーター講習プレゼンテーション( 水に入って実施)
・セールス・テクニック・ワークショップ(オプション)
・コース終了
3.オープンウォーターで、 PADI ダイブマスター・コースのダイバー・レスキュー評価を修了する。
4.少なくとも 2 回の知識開発講習プレゼンテーションを行なって評価を受け、
1 回のプレゼンテーションで 3.4 以上を得点する。ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー・コースから
1回のプレゼンテーションを行なうことが推奨される。
5.少なくとも 2 回の限定水域講習プレゼンテーション(水に入って)を行なって評価を受け、
1 回のプレゼンテーションで 3.4 以上を得点する。 1 回のプレゼンテーションで、候補生は認定
アシスタントなしで実施する。
6,ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー・コースを含めた少なくとも 1 回の統合(2 種類のスキルを組み
合わせた)オープンウォーター講習プレゼンテーション(水に入って)を行なって評価を受け、各スキル
で 3.4 以上を得点する。
7.スキル評価スレートにリストされている 24 種類のダイブスキルを行ない、合計 82点以上を得点する。
いずれのスキルも 3.0 未満であってはならない。
8.PADI システム、規準、手続きエグザムで 75% を得点し、答えを間違えた問題については、内容を理解
するまで復習する。得点が 75% 未満の候補生は再試験
・講習時間
eラーニングによる予習が完全に行われている場合に限りAIコース(最低3日間)
(講習時間は、候補生によって異なります
PADI OWSI プログラム
PADI OWSIプログラムはPADIインストラクターになるための最終のステップです。
このコース中、それぞれの生徒が必要としていることをPADIダイバー教育システムを使って適応させることを
学びます。
包括的なトレーニングと多様な教材を使い、同僚や生徒から多くの信頼も得ることになります。
このPADIオープン・ウォーター・スクーバ・インストラクターは、PADIディスカバー・スクーバ・ダイビングから
PADIダイブマスター・コースまで幅広い範囲に及ぶPADIプログラムを実施することができます。
●コース参加の条件
1.PADI アシスタント・インストラクター、 PADI インストラクター、または少なくとも過去 6 か月に
わたって、一般に広く認められている他のレクリエーション・ダイバー教育機関に所属する優良
インストラクター(更新資格を有する)。
2.18歳以上であること。
3.ダイビングに適した健康体であると医師が署名し、健康状態に変化はないことが記された過去 12 か月
以内の健康診断書。
4.認定ダイバーになって少なくとも 6 か月が経過。
5.過去 24 か月以内に、 EFR 一次および二次ケア・コースまたは参加受入資格を満たす他のトレーニングを
修了、または他の救急医療団体のエマージェンシー・ファースト・レスポンス (EFR) インストラクターまたは
CPR/ファーストエイド・インストラクター。
6.必要に応じて、 PADI 以外の参加受入資格を満たすエントリー・レベル、アドヴァンスド、レスキュー、
リーダーシップ・レベルに相当する資格*を証明する書類。
●コース内容
1.以下の PADI IDC eラーニング・カリキュラム・コンポーネントを修了する:
・1-初めに
・2-ダイブリーダーのためのダイブセオリー(ダイビング理論)
・3-PADI システムの概要
・4-学習、インストラクション、 PADI システム
・5-ディスカバー・スクーバ・ダイビングとエクスペリエンス・プログラム
・6-PADI オープン・ウォーター・ダイバー・コース
・7-リスク・マネージメントと法律上の注意点
・8-リスクを管理する
・9-PADI クオリティ・マネージメントとライセンシング
・13-オープンウォーター・トレーニング
・14-継続教育とリーダーシップ・コース
・15-ビジネス・オブ・ダイビング
・16-レクリエーショナル・ダイブ・プラナー (RDP) の教え方−クロスオーバー候補生は必修;
PADI メンバーはオプション
・例外: PADI アシスタント・インストラクターは、過去 12 か月以内に修了した IDC eラーニング・
セクションを繰り返す必要はない。これは、 eレコードまたはインストラクター候補生情報とトレー
ニング記録に記載されている。
2.以下の IDC カリキュラム・コンポーネントに参加する:
・オリエンテーション
・ダイブセオリー(ダイビング理論)ワークショップ
・PADI システム・ワークショップ
・ディスカバー・スクーバ・ダイビング・ワークショップ
・オープン・ウォーター・ダイバー・コースのスケジューリングとセットアップのワークショップ
・知識開発プレゼンテーション・ワークショップと候補生による知識開発プレゼンテーション
・スキル開発ワークショップ
・限定水域トレーニング・ワークショップと候補生による限定水域講習プレゼンテーション
・オープンォーター・トレーニング・ワークショップと候補生によるオープンウォーター講習プレゼンテ
ーション
・継続教育ワークショップ
・アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー・コース・ワークショップ
・レスキュー・ダイバー・コース・ワークショップ
・セールス・テクニック・ワークショップ
・コース終了
3.少なくとも 1 回の知識開発講習プレゼンテーションを行なって評価を受け、 3.4 以上を得点する。
4.2 回以上の限定水域講習プレゼンテーション(水に入って実施)を行なって評価を受け、
1 回のプレゼンテーションで 3.4 以上を得点する。 1 回のプレゼンテーションで、候補生は認定
アシスタントなしで実施する。
5.オープンウォーターで、少なくとも1回の統合(2 種類の)スキル・オープン ウォーター講習
プレゼンテーション(水に入って実施)を行なって評価を受け、 各スキルで 3.4 以上を得点する。
6.スキル評価スレートにリストされている 24 種類のダイブスキルを行ない、 合計 82 点以上を得点する。
いずれのスキルも 3.0 未満であってはならない。
7.ダイブセオリー(ダイビング理論)エグザムの全セクションで 75% を得点し、答えを間違えた問題
については、内容を理解するまで復習する。得点が 75% 未満の 候補生は再試験。
8.用具を使わずに 400 メートル/ヤードをノンストップで泳ぐ。ストロークの形は 問わない。
9.用具を使わず水着だけを着用して、 10 分間の立ち泳ぎ、またはボビングもしくは フローティングで
浮いている状態を保つ。
10.限定水域またはオープンウォーターで、シミュレーションによる水面パニック・ ダイバーのレスキュー
を模範的なクオリティでデモンストレーションする。
11.オープンウォーターで、シミュレーションによる水面で反応がなく呼吸していない ダイバーのレスキュ
ーを模範的なクオリティでデモンストレーションする。
12.オープンウォーターで、以下を含むシナリオに参加する:
・シミュレーションによる反応がなく呼吸していないダイバーを水面に 引き上げる
・水面で人工呼吸を含めた救助
・エキジット
・水面人工呼吸と、人工呼吸用マスクもしくはレスキュー・ブリージング・マスクを使って事故者に
酸素を投与することを含めて、ボート/岸でファーストエイドを施す
講習時間
eラーニングによる予習が完全に行われている場合に限りOWSIプログラム(最低4日間)
詳しくはお問い合わせ下さい。
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